医療費自己負担削減作戦②65歳で後期高齢者医療制度に加入すれば3割→1割負担に

 高齢になり、知的レベルに衰えがみえたからといって、療育手帳の更新はできずに、「重度」となり医療費無料の女性対象になることはできないことは別のブログで紹介しました。
 さらに調べていくと、65歳から医療費を1割負担にする方法に行き当たりました。
通常、75歳以上の後期高齢者が加入する後期高齢者医療制度への加入が障害者の場合は、65歳から選択できるようになっていました。
加入条件は、医療費無料の要件より幅広くて、身体障害者なら3級や4級の一部の人まで、精神障害者も2級まで、知的障害者は「2度」までと重度者だけなのは変わらないのですが、障害者基礎年金1級、2級をもらっていれば対象になり、うちの姉の場合はこれが該当します。高齢者の医療負担もどんどん上がっており、後期高齢者でも一定以上の所得があれば2割負担となりますが、障害年金だけなら1割負担におさまります。高額療養費の基準も低くなり、非課税世帯なら外来月8,000円の自己負担ですみます。
 念のため保険料も調べてみましたが、今の年間21,000円とあまり変わりがありませんでした。後期高齢者医療制度への65歳での加入は任意なので、今、無料対象の人は乗り換える必要はありませんが、障害が重度ではなくて今は無料になっていない方ならどんどん使いましょう。


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この記事を書いた人

9060.jp管理人。母99歳、姉63歳で9060問題に明るく直面中。介護保険制度に日本一詳しかった元記者。中低山一人ハイキングにドハマリ中。https://kawanas.net

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