脳梗塞を起こした時など40代から介護保険を利用できる場合があります。国は在宅での療養をすすめていて、往診してくれる医療機関や訪問看護ステーションも増え、自宅でのリハビリも可能です。障害福祉に比べると、こういう場合のフットワークの軽さは介護保険のメリットです。
老化が原因の特定疾患に該当すれば介護サービスが使えます
介護保険料は40歳から医療保険に上乗せされて強制的にとられます。払っているのに65歳まで使えないのはいかがなものかというところで、一定の条件を満たした場合に65歳になる前でも使えるようになっています。一定の条件とは、老化が引き金となる病気であることで、特定疾患といって16の疾病が定められています。

脳血管疾患や骨粗しょう症による骨折は、身近でよく耳にする話です。これも個人的な憶測に過ぎませんが、知的障害のある人が若くして亡くなるケースでは、がんだったという話をよく聞きます。本人が症状を伝えられないので、手遅れになるケースがかなりあるのではと推測しています。末期がんは、公明党の強烈なプッシュであとから追加になり、その時は違和感がありましたが、ずいぶん、助かっている方いるのではないかと今は思います。
介護保険が使えるとどうなるかというと、たとえば救急車で運び込まれた病院を退院する時に、次の行き先として、介護保険施設の老人保健施設も選べるようになります。自宅に帰ってからも、必要なら訪問での看護やリハビリ、栄養士さんた薬剤師さんにも来てもらえるようになりますよ。訪問看護なら、退院当日も可能。
政府は医療費削減のために長期に入院させずに、できるだけ速やかに自宅に戻ってもらうような政策を進めており、入退院の景色は一昔前とはすっかり様変わりしています。少しお高いですが、ガン末期など短い期間だったら手厚いターミナルケアが受けられる民間ホームも選択肢になるかもしれません。
障害者のグループホームがでも、看護師が配置されていなかったり、訪問看護ステーションや医療機関と連携して、訪問看護に来てもらう体制をとっていない場合は、個別に介護保険(65歳以下なら医療保険)から訪問看護を使うことは可能です。理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのリハ職を配置して派遣してくれる訪問看護ステーションも増えていますので上手に利用して下さい。
デメリット、メリットのまとめ

どんな制度も完璧ではなく、メリット、デメリットがあり、うまく使いこなしていくしかありません。ここまでつらつら書いてきたことを上の表にまとめました。介護保険は、財源も豊かで、認定を受ければサービスを受けることができる基準が明解で、事業所の選択肢が多く、本人の状態の変化に対して対応も早い。モニタリングはケアマネジャーなら毎月ですが、障害福祉の計画相談員は半年に1回と障害福祉のほうがのんびりとしています。生活の継続重視なので、変化には弱いけれど、障害に対応したさまざまなメニューが揃っていて、無料で利用できるのがメリットです。
介護保険は、身体介護に比重がおかれていて、ウチの姉のような支援区分6でも、多分、要介護認定だと要介護1ぐらい、かなぁ。知的障害とはなじみがよくないので、病気がなければ、できるだけ長く「居座る」のがよろしいです。
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